2010年05月14日

高松続報

今日は,本当はセミファイナルの記事でも書こうと思っていましたが,突然に高松の記事が出てきて、ブースターの気持ちを思うといたたまれません。
夕方には、運営会社から正式にメディアに発表があり,現時点では高松のHPには出ていませんが,bjリーグのHPにはリーグとしてのコメントが載せられております。
負債金額は5000万円ということで、前シーズンの赤字は100万程度でしたから、ほとんどは今シーズンの赤字分ということになります。穴吹撤退後に球団から今シーズンの参加を見合わせるかもしれないとのコメントが出ましたが,その際に1億9000万のところを1億2000万しか集められないとのことでしたが,支出を抑制するということで参加することになりました。ここからは憶測ですが,その後の収入が見込みより少なかったことと支出を思った程抑えられなかったが5000万の額になったと思われます。確かに5000万が1シーズンで赤字になったとしたなら、かなり厳しいと言わざるを得ません。特に資金を持ったオーナーや有力スポンサーを持たないのであればやむを得ないのかもしれません。
しかし現在、ボールはリーグ側にあって、存続を目指すとのことですが,どこまで考えているのかはよくわかりません。デビルズの前のシーズンのようにシーズン時にリーグが積極的に経営再建に関わった形跡がないのは、リーグの考えが変わったのか、運営会社側の問題なのか、よくわかりませんが、何とも不思議な違和感を持っていたのは確かです。
もし、我々ほかのチームのブースターができることを考えてみました。一つは,高松のブースターと連携して行動や手助けすること。これは、デビルズも存続のために署名をいただいたりしたことなどです。ただし、今の時点ではまだ高松のブースターの動きはないようです。注視していきましょう。二つ目はリーグが存続のカギを握っていることになりますので、リーグに働きかけることでしょうか。ただし、どういう形で働きかけるかが問題になりそうです。
とにかく、まだ「チーム」が消滅したわけではないので,なんとか受け皿となる運営会社ができればいいのですが。ドラフト会議前までがタイムリミットと考えてよいのではないかと思います。何度も言いますが,これはデビルズにもあっても不思議ではないのです。今シーズンの観客動員は、デビルズと高松はほぼ同じぐらいで,リーグ最下位です。これは何を意味するかは明白であります。高松を存続させることがいかに重要であるか、ドミノにならないようにしなくてはいけないでしょう。


Posted by t-coro at 21:44