2009年12月18日

福岡戦にむけて

明日は,福岡戦3度目の対戦です。過去2回とはお互いに少しロスターも変わり,その中でどういう戦いをしていくのでしょうか。福岡とデビルズの成績の差は簡単に言えば、アグレッシブなゲームができているかどうかが成績の差につながっていると思います。FG率は、3P率も含めて大きな差があるとは思いませんが,最も大きな差はFTです。FTでの得点差が、そのままデビルズとの得点差につながっています。FT率も差があるのですが,FTの数も大きく異なります。これは、福岡がオフェンスの時に積極的にインサイドを攻めているので、結果的にファールを多くもらっている結果です。その上にFT成功率も高いので、得点力に差が出ています。もう一つの大きな差がスティールです。スティールが多いということは、ディフェンスの際も常にTOをねらっているというアグレッシブな姿勢が見えてきます。得点は、スコアラーであるパーカー、ブライアントに集めますが,各自がそれぞれの仕事をしっかりこなしていることが好成績につながっています。例えば,フォックスやコルデイロも地味ですが,ペイント内で役目を果たしていますし,三友もよい場面で活躍していますし,ディフェンスも手を抜きません。
デビルズとしては,なかなか厳しい相手ですが,福岡も連勝がなかなかできなくなっています。まずは、ディフェンスで頑張ることでしょう。1on1では不利かもしれませんが,ローテーションをうまく使って相手のミスを誘えるようになるのではないかと思います。パーカーなど外からのオフェンスリバウンドに注意して、以前よりインサイドも強くなったので、ボックスアウトをしっかりできるかどうかも重要かと思います。オフェンスは,ランでは福岡に劣るので、セットオフェンスが中心になると思いますので,福岡よりFG率が上回るぐらいでないと勝ち目がありません。オプションがどの程度使えるかがわかりませんが,インサイドとアウトサイドをうまく使い分けられるかも大事かと思います。そのあたりを見ていきたいと思います。キーマンは、福岡がパーカー、デビルズがマイクでしょうか。
福岡には、これ以上気持ちよいバスケットをさせないように頑張ってほしいと思います。頑張れ,デビルズ。
滋賀は、昨シーズンに在籍していたセンターのレイ・シェファーが入団することとなりました。バックコートでは城宝が得点も含めて使えるようになり,フロントラインの強化につながる補強かと思います。
今週末の試合は他に滋賀vs京都があります。デビルズと同じ隣県対決で盛り上がるでしょう。京都は,ラウーフ欠場で厳しい戦いが続きますが、日本人選手の頑張りにかかっているでしょう。埼玉vs富山は、再び調子の上がってきた富山と久しぶりのゲームの埼玉で、ロースコアのゲームになりそうです。大阪vs仙台は、いずれも強豪ですが,特になかなか勝ち越せない大阪にとっては負けられない試合になりそうです。高松vs新潟は、調子の上がってきた新潟と選手の入れ替えがあった高松の戦いで,オフェンスが好調な両者なので、ハイスコアの戦いになりそうです。


Posted by t-coro at 17:37