ディフェンス崩壊
これまで,デビルズはディフェンスだけは機能していたのですが,今日の滋賀戦で初めて崩壊してしまいました。
デビルズのスターターは、マットが外れてしまいました。宮崎の2戦目の出来事が影響していたのだと思いますが。体調面では心配はなさそうです。
1Qは、出だしのオフェンスが相変わらず悪く,またインサイドもハミルトンを中心にして支配されてしまいました。ちなみに1QでのFG率は、デビルズが5/18でリバウンドは滋賀に5つの差をつけられてしまいました。それでも日本人選手をうまく抑えていました。
2Qに入ってもFG率は低いままでしたが、ディフェンスが何とか機能して2Qだけは同点としました。ただ博紀がファールトラブルでプレイタイムを制限されてしまうのが痛かったです。
3Qでは、トランジションを速くしながらオフェンスが立ち直ってきてFG率が上がってきました。DJのアシストやフィンガーのミドルやペイント内のシュートで一時は逆転します。しかし、この時にディフェンスの崩壊の兆しが少しずつ出始めてきたことも確かです。特にライス、ハミルトンなどにインサイドから得点を許してきました。
4Qに入ると完全にディフェンスが崩壊し,特にインサイドでまったく機能せず,ペネトレイトを全く止められなくなりました。それでファールも増えていき、and1も増えていきました。4Qでの滋賀のFG率は15/19で、デビルズのファールは10を数えており,ほとんどディフェンスがされていなかった事がわかります。これで、選手の緊張の糸も切れてしまい,最後はゲームになりませんでした。
本日は,途中までは外からの攻撃を抑え,特に城宝、岡田といったところはうまく抑えていたと思いますが,インサイドは最初から支配されていて、特にディフェンスは全く機能していませんでした。ここの立て直しは急務です。フィジカルでは負けてしまいますので,チームでディフェンスしないことには、難しいでしょう。特に26リバウンドでFG9/11を記録したハミルトンに位置取りから負けてしまっては勝ち目がありません。
あと、審判の笛の軽重が前半と後半で全く違っていました。後半は,笛が軽くなってしまいましたが、それに対する対応がデビルズにありませんでした。細かいところですが大事な点であります。このためにファールトラブルも増え,ディフェンスがゆるくなってしまいます。
デビルズの良かった点は,キミタケのシュートタッチがだんだん良くなってきたことです。本日もFG6/10で、14得点でした。博紀もディフェンスに好調さを持続していますが,ファールトラブルが残念でした。フィンガーもオフェンスでは活躍しましたが,ディフェンスはやや難有りでした。DJもディフェンスでは対応できずに苦戦していました。
今シーズン始まって以来の危機かもしれませんが、強敵相手に立ち直れるのでしょうか。明日のゲームが今シーズンのデビルズを占うものになるかもしれません。頑張れ,デビルズ。