埼玉戦に向け
埼玉は,6人の外国人を抱えた上に、波多野、寺下のフォワードも控えて、高さではリーグ1かと思われます。中心となるのは、司令塔の清水、シューターのジョインター、フロントラインのロバーツ、ウッドヤードに新入団のレモンズです。特にレモンズ,ジョインターはポイントゲッターとなります。ハーフコートを主にしているので、それほど速さはありませんので,デビルズとしては戦いにくい相手ではないと思います。また、フィジカルな点も特に強いというわけでかありません。しかし、ベックルズの出場はわかりませんが,高さのミスマッチを突かれてしまうこととオフェンスのオプションも多いので,そのあたりは要注意です。また、ウッドヤード、レモンズのアウトサイドショットも気をつけなくてはいけません。
デビルズは,リッキーの回復具合が気になるところです。リッキーのプレイタイムによっては戦い方が変わってくることになります。リッキーがいれば、埼玉のゾーンに対してかく乱していけますし,オフェンスリバウンドにも貢献できると思います。リッキーがいない場合は,マットを中心としたオフェンスに偏ってしまいますが,インサイド争いが激しくなりそうです。ラシャードやマイクでも一対一ではデビルズに軍配が上がりそうですが,数では負けてしまいます。うまくローテーションできるかも大事になりそうです。苦手なタイプではありませんが,レモンズが加入して勢いづいているところがありますので、レモンズとジョインターを抑えたいです。二人のセルフィッシュな面が引き出すような展開にすれば、勝利が見えてきそうです。ジョインターに対しては、高い位置からのチェックは欠かせないでしょう。
埼玉のキーマンは、レモンズでしょうか。レモンズは得点能力は高いのですが,FT率が悪いのとオフェンスに比べるとディフェンスはもうひとつです。そこをうまくつけるかどうかでしょう。デビルズは,公威に期待したいです。チームの信頼感に加えて最近のゲームでは得点力が上がってきています。得意のペネトレートに加え,アウトサイドショットも安定していますし,ディフェンスもよりアグレッシブになってきています。
頑張れ,デビルズ。