一矢報いる

t-coro

2010年02月21日 20:43

今日の高松戦は,ロウサムHCの戦術としてガーデナーに対する徹底したダブルチームでした。それによってガーデナーからボールを引き離すことを目的として、それは成功したようです。こういった時はガーデナーの玉離れがよいので、それを狙ったものでした。それによってローポストにいた竹田をフリーにしてしまいましたが、それはしょうがないとしたのでしょう。
1Qで、高松のファーリーがケガでベンチに下がると、デビルズはインサイドを支配し有利に試合を進めていきます。残り4分でリッキーが二つ目のファールでベンチに下がると高松のディフェンスに苦戦するようになります。特にゾーンを敷かれると中に入れなくなり,その間に差を縮められていきました。
2Qに入ると、一進一退が続きましたがリッキーが戻るとマイク、マットとボールをうまく回せるようになり、5点差で前半が終わりました。
3Qでは、鈴木の3連続のミドルシュートに対して、高松は岡田のアウトサイドショットと竹田のインサイドでのシュートが決まります。鈴木が3ファールでベンチに下がると、デビルズは昨日よりシュートタッチの良い公威のシュートと高松のTOをさそうアグレッシブなディフェンスで少しずつ点差が開きはじめ、3Q終了時には13点差が開いていました。
4Qに入るとお互いにオフェンスが重い状態になりましたが、それでもデビルズはマットがうまく時間を使いながら得点していきます。オフィシャルタイムアウト後に高松はオールコートでディフェンスしてきますが、うまくかわしながらリッキーなどが得点を重ねてデビルズは逃げ切りました。
MVPはうまくゲームコントロールをして大事なところで得点したマットが取りました。個人的には,ガーデナーを6得点に抑えてシュートも良かった公威にもあげたい気持ちでした。
得点上はある程度差が開いて各Qともデビルズがリードしましたが、高松としてはファーリーのケガがあったので、それがなければデビルズはインサイドをこれほど支配できなかったと思います。代わりのブロキシーは、ファーリーほどインサイドがっちりというタイプでないのもデビルズには良かったと思います。ですから点差ほど離れた試合ないようだとは思いませんでした。特に岡田の3Pは本当に見る度に完成度が高い感じがします。
マイクはプレイに問題ないようで安心しました。平井も今日のゲームに出ることができてケガから復帰してきたようです。
次回の相手は東京ですが,東京はその前に明日,明後日と大阪と対戦します。大阪はディフェンスが安定し連勝中です。東京も青木、アシュビーを中心に速攻をかけてくると思いますので,大阪とのディフェンスとの争いがどうなるかが見どころかと思います。