まずはゲームをしよう

t-coro

2009年12月26日 21:04

京都戦は,1Qから鈴木の積極的なオフェンスでリードすると、京都はタイムアウトを取り,その後に川辺の連続得点で,追いすがります。デビルズは,チームオフェンスがうまく働きますが,京都を引き離せません。2Qに入り,岩佐の連続得点を許しますが、ボスティックのファールトラブルでデビルズのチャンスとなりますが,FTミスなどでセーフティーリードとまではいきません。3Qに入ると、京都は再びボスティックを入れると京都のオフェンスが働き,逆にデビルズのディフェンスが崩れるとともにチームオフェンスもできなくなってしまい,大事な所でファールするようになります。4Qに入っても流れは完全に京都に傾き、ボスティック、クリフォードがインサイドを支配していきます。逆転されて,オフィシャルタイムアウトになります。その後もペイント内をリードし,デビルズはボールが回らなくなります。オフェンスで全く手が出なくなり,一方的なゲームになり、デビルズはファールゲームに持ち込みます。
最初の15分のみはゲームになりましたが,後は京都のゲームとなってしまいました。マットとの連携が悪いのと、それをカバーする選手がいないのは、今後もこのような試合となっていきそうです。ラシャードの元気のなさも気になります。勝利する前にもっと大事なことを話し合わないとこのままバラバラになりそうな感じです。
京都は,外国人2名の中で、川辺、岩佐らが頑張り、まとまりが以前よりある感じです。特にディフェンスの粘りは、特筆します。
大阪vs高松は、大阪はリン,高松はガーデナーを中心に一進一退でしたが、3Qの残り2分半でブラックウェルの3Pシチュエーションではずしたボールをマーリーが取り,リンが3Pシュートを決めて、リードを広げます。高松も4Qに岡田の3Pなどで差を縮めます。残り25秒でタイムアウトをとった高松は24秒で岡田が3Pを決めて1点差まで縮めます。その後の庄司のファールゲームにリンがFTを落とし,それを庄司が2Pを決めて劇的逆転勝ちとなりました。非常に良い試合で,特に高松の粘りが勝利を呼んだものでしょう。
新潟vs滋賀は、新潟が序盤よりオフェンスでリードを奪うと,レヴェット、パークスがインサイド、アウトサイドより多彩なショットを放ち,完全に滋賀を抑え,勝利しました。新潟は、まだ新外国人が入っていませんが、攻撃力は相当なものです。滋賀は,城宝、ハミルトンのシュートがもう一つでした。
浜松vs富山は、浜松の岡田がDNPで、ウィルソン、グリーン、両太田をスターターとして、ホワイトもはずしてきました。その作戦があたったのか序盤より富山の攻撃をうまく抑えてリードします。その後もホワイト、太田和などが得点を重ねるとともに、富山にリードを許さず,快勝しました。浜松は,新外国人のバーハムが新センターとして入ってきました。コーリーは契約解除となっています。バーハムはDリーグのロスターから外れましたが,潜在能力の高さを早速見せていました。富山は,浜松の巧みな作戦に惑わされた感じです。
福岡vs沖縄は,1Qは沖縄がリーチがインサイドで頑張り徐々にリードします。2Qに入り,沖縄は,福岡のディフェンスに苦しみ、FG率も悪くなり,福岡が逆転します。3Qで、沖縄はマクヘンリー、リーチを中心に立て直していきますが,福岡もパーカーを中心に得点を重ねて、リードを保ちます。4Qに入ると福岡がミスを重ねて、沖縄はニュートンがインサイドを支配し,追いついていきます。最後の同点の場面でブライアントのファールにリーチがFTを落とし,残り16秒で川面が2Pシュートでリードします。残り2秒で沖縄がオフェンスリバウンドをとりますが、パーカーがファールとなります。しかし、マクヘンリーが最後のFTを落とし,福岡が何とか逃げ切りました。カンファレンスの首位攻防戦らしい良い試合でした。どちらに転んでもおかしくないゲームでしたが,福岡のディフェンスが少しだけ勝りました。