負けられないゲーム

t-coro

2009年12月05日 23:10

負けて良いゲームはありませんが、負けてはいけないゲームはあると思います。それが今日に試合であったと思います。マットのデビューというだけでなく、今日はいろいろな意味で負けられないゲームでした。第2の開幕戦でもあり、デビルズの存続にも関わるかもしれない試合でした。
妙な緊張感の中ではじまったゲームは、まずマットの3Pからスタートしました。マットのシュートタッチは今ひとつでしたが、ワンハンドキラーパスは健在で、序盤より魅せられました。スターターは、マット、鈴木、公威、リッキー、マイクの3ガードでした。富山は,水戸、トーマス、加藤、アーベー、レモンズがスターターでした。マットをスターターになったので、ペイント内は五分の戦いとなり、リバウンド数はほぼ同じでした。1Qで、デビルズは公威、リッキー、富山はアーベーが頑張り、同点で2Qへ。
2Qに入り,シングルトンのプレイタイムを増やし、インサイドを強化しましたが,富山はペイント外からのオフェンスリバウンドで粘りました。デビルズも富山の得意の3Pを封じて、3点差のリードで前半を終了しました。3点差でしたが,デビルズのペースとしてまずまずかと思いました。
3Qに入ると、デビルズのボール回りとリリースが良くなり、またリバウンドでもリードするようになりました。富山は,デビルズのゾーンやローテーションにTOを重ねて、水戸のファールトラブルも重なり,デビルズリードのまま4Qへ。
4Qの途中よりマットが退くと、ややルーズな感じのゲーム進行になってしまいますが、富山のFTが悪く,ファールを重ねてしまい,デビルズが逃げ切りました。
MVPは、23得点(後半だけで18点)、13リバウンドのマイクでした。試合の流れを渡さなかった鈴木やシュートタッチが良かった公威なども勝利に大いに貢献したと思います。
デビルズは,マットのデビューとしては、チームに入って短期間であったにも関わらず、まずまずのフィットであったと思います。ボールのリリースが良くなり,早い展開を目指せるようになりました。問題点としては,特にマットが出ている間はオン3のためにインサイドがやや弱くなることと、マットが出ていない時の対応が難しい点です。これに関しては,ダレンがDNPであったことも関係しているかもしれません。また、オハが1番、マットが2番をしている時間もありましたが、まだもう一つフィットしていない感じもありましたが,これは少し時間をかければ問題ないかと思われます。
明日は,富山もマッチアップを変えてくることと3Pにもっていくためのオフェンスを変えてくるでしょうから、そのへんも見どころかもしれません。
ダレン、チャン不在の中,やりくりも大変ですが,明日も是非勝ってほしいです。今日ほどとは言いませんが、明日も大事な勝たなくてはいけない試合です。